日本大学2代目校歌「不断の流れ」(大正12年3月)

日本大学2代目校歌「不断の流れ」(大正12年3月)

作詞:勝田香月・梅村白禅・湯村貞太郎の3者の詩句を文学部教授会にて選択 作曲:梁田貞

1.不断の流れ文明の  潮の奇する東洋の

  八洲の国や日の本に  文化の華は咲き誇る

  栄ある国の名におひて  我が大学は立てるなり

2.都の大路見おろして  三層構へいかめしく

  天路にそそる高楼に  つどふや健児一万余

  理想に若き胸は燃え  希望に心躍るなり

3.正義自由の旗のもと  学びの奥に分け入りて

  静に思ふ人の世を  治めて済ふ道いかに

  歌へや高し我が理想  歌へや高し我が希望

4.幾年ここに廻り来て  世移り人は替れども

  建学の本ゆるぎなく  栄ある歴史重ね来ぬ

  歌へ我等が学びの舎  歌へ大学日本の名

旧制 日本大学中学校(現、日本大学第一中学校・高等学校)校歌、応援歌

1889年(明治22年)設立の日本法律学校を起源とする日本大学を母体に、1913年(大正2年)2月14日、日本大学が最初の直轄附属校として設置したのが、現 日本大学第一中学校・日本大学第一高等学校です。