日本大学初代校歌「うららに明るく」(大正9年5月)

日本大学初代校歌「うららに明るく」(大正9年5月)

作詞:大森洪太 作曲:立松久子

1.うららに明るく朝ぼらけ  その天津日の日の本の

  御国の御名をそのままに  わが大学は成りにけり

2.霞も薫る敷島や  大和島根の春を知る

  桜の花をしるしとし  わが大学は生れにき

3.朝講学の窓に倚り  我らの希望培ひて

  夕べ思念の庭に立ち  我等の使命想へかし

4.我等起きたんか雲裂けて  天鼓高鳴り扶揺湧き

  迷霧散じて魑魅潜み  御国は茲に安からん

5.夫れ只歌へ歌ひなば  歌の調べの低くとも

  御国の涙迸り  護国の響伝はらん

旧制 日本大学中学校(現、日本大学第一中学校・高等学校)校歌、応援歌

1889年(明治22年)設立の日本法律学校を起源とする日本大学を母体に、1913年(大正2年)2月14日、日本大学が最初の直轄附属校として設置したのが、現 日本大学第一中学校・日本大学第一高等学校です。