日大予科節(昭和15年頃)

日大予科節(昭和15年頃)

作詞:日本大学応援団 作曲:不明  

1.ここは銀座か~東京の町か~   

  東京の町なら~日大予科よ~     

2.粋な白線に~黒マント~     

  紋付き袴は~我等の誇り~     

3.銀座の町でも~堂々と~     

  明日は戦地に~召される身~     

4.今宵ばかりは~踊り明かそう~           

  仲間の姿が~目に浮かぶ~         

5.桜花咲く~母校の庭で~                     

  再び元気で~会う日まで~                      

  再び元気で~会う日まで~

※日本大学の歴史でこの間には戦争により学業を中断されなければならない時期もあり、再び生きて帰る事が保証されない学徒出陣を送る歌として合唱されていた様である。平和を願い歌詞を噛みしめるものである。

※当時、付属中学校の生徒達も少年兵として大学生と共に日本大学学徒出陣式から出征。この歌は当時日本大学予科に進学した先輩から伝えられたものであろう。

旧制 日本大学中学校(現、日本大学第一中学校・高等学校)校歌、応援歌

1889年(明治22年)設立の日本法律学校を起源とする日本大学を母体に、1913年(大正2年)2月14日、日本大学が最初の直轄附属校として設置したのが、現 日本大学第一中学校・日本大学第一高等学校です。